所属するライバー事務所を選ぶ際に確認するべきポイントとは?
タレントやモデル、俳優など芸能界で活動する人のほとんどが芸能事務所に所属しています。そして、ライバーも同様に事務所に所属する人が多く、幅広く活動しています。そこで、事務所を選ぶ際のポイントや所属するメリット、デメリットについて紹介しましょう。ライバーになることを考えている方はぜひ参考にしてください。
ライバー事務所に所属するデメリット
ライブ配信中に視聴者から投げ銭やチップをもらうことでお金を稼げるのがライバーです。しかし、初心者がいきなりライブ配信を行ってもすぐに稼ぐことは難しいでしょう。そこで、配信者の活動をサポート・支援する事務所が増えてきました。事務所に所属すれば、配信の仕方や内容などを教えてくれ配信サポートを受けられるでしょう。しかし、選ぶ事務所によってはデメリットがあるのも事実です。
ノルマがある
ライバーにノルマを課せているところもあります。たとえば、週に5回以上配信しなければならなかったり、1日に計3時間以上配信しなければならなかったり、事務所に決められていることも少なくありません。また、悪質なところであれば、ノルマを達成できなかった時に罰金などを請求してくるところもあります。そのため、必ず事前に契約内容や罰金、ノルマについて確認しましょう。
活動制限がある
活動のサポートやマネジメントなどをすべて事務所が管理することになります。つまり、ライバー自身が自由に活動できなくなってしまうのです。もちろん、タレントやモデル、歌手や俳優なども同じく、事務所に属している場合は何かと制限があることがほとんどでしょう。たとえば、勝手にほかの事務所に移籍したり、別のアプリで配信を行っていたり、さらに無断でほかのライバーとコラボしていたり、自由に活動できないのがデメリットとして挙げられます。
悪質事務所が存在する
悪質業者も存在しているので、トラブルに遭うリスクがゼロとはいえません。たとえば、ノルマを達成できなかった場合の罰金なども悪質事務所の典型例です。さらに、マネジメントやサポートをほとんどしてくれないところもあります。
ライバー事務所に所属するメリット
事務所に所属するデメリットもありますが、メリットも多くあります。
配信サポートを受けられる
配信サポートを受ければ配信方法が分からなくてもすぐにライブ配信ができるのです。さらに、どのような配信をすればよいのか、視聴者とのコミュニケーションの取り方などについてもレクチャーしてくれるなど、手厚いサポートを受けられるでしょう。
ほかのライバーとコラボできる
同じ事務所に人気のライバーがいる場合はコラボ配信することで、多くの視聴者に活動を知ってもらえるでしょう。とくにライブ配信をはじめたころはファンが少なく、視聴者が少ないことに悩んでしまう人も多いです。しかし、人気のライバーとコラボすれば、一回の配信で多くの人に活動を知ってもらえます。
マネジメントをしてもらえる
スケジュール管理や配信の設定など、マネージャーに頼れるのも事務所に所属するメリットです。配信自体に興味はあるものの、機材を使用したことがなかったり、アプリの設定方法が分からなかったりしても事務所のスタッフが対応してくれるでしょう。
機材や設備を借りられる
マイクや照明、カメラなどの機材がなくても事務所に貸してもらえることがほとんどです。とくにライブ配信では機材が非常に重要です。安いものを使用していると画質が悪かったり、雑音が入ったりしてしまい、精度の高い配信を行えません。しかし、質の高いカメラや照明、マイクがあれば高品質な配信ができるので視聴者は飽きずにライブ配信を楽しめるでしょう。
ライバー事務所を選ぶ際に意識するべきポイント
ライブ配信のスタイルや配信頻度などが自分に合っているか見極める必要があります。現在、配信者が所属する事務所は全国に多数あります。その中から自分に合ったところを見つけなければなりません。たとえば、配信頻度が多く、配信のタイミングも細かく設定しているところがあったり、月に2~3回の配信でよいところもあったりします。
そのほか、サポート体制の違いや機材の貸し出し制度の有無など、特徴に違いがあるでしょう。事務所を選ぶときは自分に合った会社を選ぶのはもちろん、しっかりとサポートしてもらえるかを確認しておくことがポイントです。そのほか、ノルマを達成できなかったときの罰金やマネジメントやレッスン料の費用などについても必ず確認しておきましょう。
ライバーとして活動していくなかで事務所への所属を検討する方も多いでしょう。しかし、事務所に所属するメリットとデメリットをしっかりと理解しておかなければなりません。また、全国にさまざまな会社があるので、自分にあったところを選ぶ必要があります。ただ、フリーで活動するよりも活動に制限があることがほとんどです。自由に配信できなくなってしまうこともあるかもしれません。そのため、事務所に所属するメリットとデメリットを正しく理解することが大切です。また、マネジメントやサポート体制、さらにノルマや契約内容についてもしっかりと確認しましょう。