「投げ銭」や「スパチャ」で稼いだ収入は確定申告の必要あり!

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/24

「投げ銭」や「スパチャ」で稼いだ収入

「投げ銭」や「スパチャ」といった言葉を耳にすることがあるでしょう。「投げ銭」や「スパチャ」は、動画配信者を応援したり、サポートしたりする意味合いを込めて、ファンや視聴者が配信者に対してお金を送るシステムです。本記事では、投げ銭やスパチャで得たお金は確定申告が必要かどうか、確定申告の際の注意点について解説します。

投げ銭・スパチャとは

「投げ銭」や「スパチャ」といった言葉は、ここ数年で聞くようになった言葉でしょう。動画配信が誰でも気軽にできるようになり、同時に「投げ銭」や「スパチャ」といったシステムも普及したという背景があります。

現在ではYouTubeInstagramをはじめ、ふわっちや17LIVEなど数多くの動画配信プラットフォームが存在していますが、どのプラットフォームでも投げ銭というシステムがあります。

システムの総称として「投げ銭」という言葉が使用されるケースが多いですが、YouTubeでは投げ銭のことを「スーパーチャット」略して「スパチャ」と言います。

投げ銭とは、ライブ配信を見ている視聴者やファンが、配信者を応援する意味合いを込めてお金を送るシステムのことです。送ったお金は配信画面に表示されるため、投げ銭を受け取った配信者から直接お礼のコメントをもらえたり、名前を読んでもらえたりして近い距離でコミュニケーションを取れるのも魅力となっています。

YouTubeのスパチャの場合、一度に設定できる金額は1005万円で、1円単位で金額を設定できます。支払い方法は、クレジットカードやデビットカード、バンドルカード、キャリア決済など複数の支払い方法を選択可能です。

動画配信者の中には、視聴者からの投げ銭をメインの収入源として生活しているケースもあり、人気がでれば大きな収入源になることが期待できるのです。

投げ銭やスパチャなどで得た収入の確定申告は必要!

投げ銭は、配信者の人気具合によっては高額な金額を得られるシステムです。そこで気になるのが、確定申告についてではないでしょうか。投げ銭をもらったが、確定申告が必要なのか、かかる税金の額や免除になる条件を知りたいなど、気になるポイントがいくつかあるでしょう。

まず、投げ銭ですが、投げ銭も収入になるため、金額によりますが基本的に税金がかかります。税金がかかる場合、確定申告も必要になるため、まずは税金がかかるのかどうかがポイントになるでしょう。

税金がかかるかどうかの計算方法ですが、投げ銭を得た場合、年間で得た金額に対して経費を差し引きます。経費は振込手数料や撮影機材、配信に必要なもの、グッズ作成費などが該当します。

経費を差し引いた金額を年間所得と言い、年間所得の金額で課税対象かどうかが決まります。税金の金額についてですが、年間所得から控除を差し引いた金額から算出可能です。

ただ、控除には複数あり、基礎控除や青色申告控除、医療費控除、生命保険料控除などがあります。控除が適用されるかどうかは配偶者の有無や配偶者の年収、扶養家族の有無によっても異なります。

年間所得から控除額を差し引いた金額を課税所得と言い、課税所得の金額に応じて税金の額が決まります。なお、ライブ配信を専業として活動している人の場合、年間所得が48万円以上になると確定申告が必要です。

一方、副業として活動する場合、ライブ配信で得た年間所得が20万円以上になると確定申告が必要になります。ただし、これはあくまで基準であり、本業の年収が2,000万円以上の方や、医療費控除を受けている方などは必ず確定申告をしなければなりません。

きちんと調べて、無申告などのトラブルにならないよう注意しましょう。また、事務所に所属している場合も基本的に確定申告が必要ですが、給与として収入を得ている場合は、申告不要となります。事務所がサポートしてくれるケースも多いため、わからない場合は相談するのがおすすめです。

税金申告・確定申告をする際の注意点

経費として計上する際、必要になるのが領収書です。確定申告の際、領収書を提出する必要はありませんが、税務署からの調査を受けた際に提出が必要になります。

領収書がなければ経費として落とせないため、きちんと保管しておきましょう。そのほか、控除証明書や帳簿表、本業の給与の源泉徴収票なども保管しなければなりません。失くしてしまうと困るケースも多いので、大切に保管しましょう。

なお、税金を安くしようとして嘘の申告をしたり、使っていない経費を計上したりするとペナルティが課せられます。税務署では常にアンテナを張って、無申告や嘘の申告がないかを調査しています。

不透明な申告・無申告は必ずばれてしまうものと考えましょう。また、無申告や虚偽の申告には、ペナルティが課せられます。本来支払うべきだった金額よりも多い金額を罰金として支払ったり、状況によっては懲役刑になったりします。

まとめ

投げ銭やスパチャで得たお金は、原則として確定申告・納税をしなければなりません。年間所得によっては課税対象にならないケースもありますが、きちんと調べて無申告にならないよう注意しましょう。なお、本業で活動しているのか、副業として行っているのか、事務所に所属しているのかによっても状況が変わります。自分はどのケースに該当するのかを調べ、分からない場合は専門家に相談しましょう。

おすすめ関連記事

SEARCH

新着記事

ライバーとは、ライブ配信アプリで配信活動を行い、配信活動を通じて収益を得ている人のことを指します。人気が出たり、ファンが増えたりすると収益を得られますが、ライバーになるなら事務所に所属してお
続きを読む
「投げ銭」や「スパチャ」といった言葉を耳にすることがあるでしょう。「投げ銭」や「スパチャ」は、動画配信者を応援したり、サポートしたりする意味合いを込めて、ファンや視聴者が配信者に対してお金を
続きを読む
タレントやモデル、俳優など芸能界で活動する人のほとんどが芸能事務所に所属しています。そして、ライバーも同様に事務所に所属する人が多く、幅広く活動しています。そこで、事務所を選ぶ際のポイントや
続きを読む